和菓子は法事のお供えものにも重宝されますが、どういったお菓子や和菓子を選ぶのが適切か悩む方もいらっしゃると思います。
そこで、今回は法事のお供えに適した和菓子の選び方をご紹介したいと思います。
お供え物に和菓子を選ぶ際に気をつけたいポイント
常温で保存できるものを選ぶ
まず、一番最初に考える事は常温で保存できるものを選ぶということです。
仏壇や仏壇の近くに常温でお供えするため、冷蔵が必須の和菓子などは避ける必要があります。
賞味期限が長いものを選ぶ
賞味期限の短いお菓子は時間が経つと風味が損なわれる可能性があります。
また、法事などお供え物が多くなるタイミングでは、賞味期限が短い品が多いと、遺族の方に思わぬ負担や気苦労をかけてしまいます。
賞味期限が長ければ余裕をもって召し上がっていただけます。
個包装されているものを選ぶ
法事のお供えが終わった後は、親族の方でお菓子やフルーツを分ける事が多いですが、個包装されている商品は分けやすく、賞味期限も一定期間あるため、お供えにも適しています。
お供え物に適した和菓子は?
定番の商品と当店のオススメ
饅頭、羊羹、落雁、煎餅などが定番です。
饅頭の場合はある程度、日持ちのする包装のしっかりしたものを選びましょう。
当店の商品であれば、「つれづれ」などもお供え用にピッタリだと思います。
どの年代の方でも召し上がれるもの
和菓子はお供えに重宝されますが、参列者の年齢層は、小さな子どもからお年寄りまでさまざまです。
和菓子を選ぶときは味にクセのあるものや、香りが強いものは避けた方が良いでしょう。
また、高齢者の方のことを考えて喉に詰まるリスクのあるお餅は避けたり、お子様の食べにくい堅過ぎるお菓子は避けるなど、最低限の配慮は必要です。
故人が好きだったもの
故人が好きだったものを知っている場合は、優先して選ぶのも良いと思います。
その際は、上述したポイントには注意しましょう。
和菓子を持参する場合に気をつけるポイント
のし掛けについて
お供え物には基本的に、「結びきり」と言われる結び先が上を向いているのし掛け紙が適切です。
店頭で、お供え用とお伝えいただければ、適切なものを選びますのでご安心下さい。
渡す際の注意点
お供物は紙袋から出して渡す、のし掛けが相手から正面になるように渡すなどの基本的なマナーがあります。
お菓子を渡す際の言葉ですが、「本日はご連絡をいただきありがとうございます。御仏前にお供えください。」などのささやかな言葉で問題ありません。
まとめ
今回の内容は法事に参加する際のお供えものに関するポイントとなります。
ご遺族の方がお供えする場合は、今回ご紹介した作法を気にし過ぎる必要はありません。
例えば、故人がおはぎが好きだったのであれば、日持ちの事は気にせずにお供えしてあげましょう。
故人が好きだったものを優先してお供えするのが良いと思います。
参考になれば幸いです。